学校薬剤師をごぞんじですか？

昭和３３年から大学以外の学校に置かれているので、きっとどこかでお会いしていると思います。

学校薬剤師は学校環境衛生の維持管理についての指導や助言、健康相談、保健指導をおこなっています。春の検尿にはじまり飲み水やプール水の水質検査、教室の照度や騒音、空気検査など、あるときは雨の中カッパを着てプールの水をとり、あるときは光が反射しないよう暗めの服で照度をはかり、またあるときは息をひそめて騒音を測定する・・・と、年間を通じて計画的に活動しています。また、薬物乱用防止指導員として、薬の正しい使い方や薬物乱用防止についての授業、啓発もおこなっています。

四日市薬剤師会では「できるかぎり自分たちで試験し、その責任を負う」という方針のもと、水質検査では器具の滅菌や培地・試薬の調製といった準備から滴定をはじめとする試験までのすべてを自分たちでおこなうなど、協力しあって学校でのみなさんの健康の維持増進につとめています。