リスクマネジメントとは文字通りリスクを未然に防ぐ、管理することです。
調剤におけるリスクで昔から一番多いのは規格(例10mg⇔20mg)や似た名前
(例 フルバスタチン⇔プラバスタチン)の薬を取り違えてしまうことです。
鑑査システムの導入や 複数人によるチェックなど考え得る様々な対策がなされて
いますが完全に無くすことは難しいと言えます。当委員会では毎月ヒヤリハット
報告や調剤過誤事例の原因分析をし、ミスが起こりにくい環境の構築について
共有しています。
また、薬物治療の複雑化や高齢者人口の増加に伴い薬剤の使用方法の間違いに
よる事故報告が年々増加しています。
薬物を通じて医療を提供している私達がこういった事故を未然に防ぐため今後も適切
でわかりやすい情報提供を心がけるよう取り組んでまいります。