職場近くの公園でお祭りの準備をしていました。
4年ぶりの開催だそうで、会場に向かう人たちは皆一様に楽しそうにしていました。
お祭りの定番といえば金魚すくいですが、子供にはむずかしかったのか金魚を持ち
帰った記憶は一度きりしかありません。金魚のためにたらいに汲んだ水をひなたに置いて、
弟たちとかわりばんこに様子を見にいった思い出がよみがえります。
水道水には病気の原因になる微生物による汚染を防ぐため塩素消毒がなされています。
人体には無害な濃度の塩素ですが、金魚やメダカなどには悪影響を及ぼすため塩素を抜く
「カルキ抜き」が必要になります。時間の経過や温度、空気・直射日光に触れることで塩素
の働きは弱まり、室内に汲みおいた水では24時間で半分に、太陽の光があたる屋外では6時
間でほとんどの塩素がなくなるそうです。
8月11日に開催される『上下水道フェスタinよっかいち』では、四日市薬剤師会も共催
させていただき、入浴や入浴剤の効果についての講演に加え、小・中学生を対象に実際に
水質検査を体験していただきます。
水道水の安全性などをお伝えできる機会になることを願っています。