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令和5年 水無月

連続テレビ小説「らんまん」をみています。

どちらかというと飽き性なわたしですが、「らんまん」のほのぼのとした

雰囲気や、文字どおり天真爛漫な主人公の愛らしさにすっかり虜になっています。

主人公のモデルとなった牧野富太郎はのちに「日本の植物学の父」と呼ばれる人物で、

命名した植物は1,500種類を数えるそうです。

そのためドラマの中にはたくさんの植物が登場し、「ドクダミ」や「センブリ」などの

薬草の名前も出てきます。

「ドクダミ」の解説はドラマにゆずるとして、「センブリ」も古くからある民間薬で、

千回振り出しても苦いことから「センブリ」と名付けられました。苦味健胃薬として

消化不良、食欲不振、食べ過ぎ、飲み過ぎ、胃のむかつきの治療にもちいられます。

「雑草という草はない」とは槙野富太郎の言葉です。

なにげなく見ている野の草花にも名前があると考えると、どんどん興味がわいてきますね。